2012年7月12日木曜日

研修開始!


こんばんは。いのうえです。いよいよ今日から自立生活プログラムの研修が開始しました。詳しくは、研修チームが報告してくれると思うので省きますが、ぼくからの感想として、今回太田さんが来て、この講座をやってくれたのはとてもタイミングがよかったと思いました。これまで来て話をした畑くんや勝也と違って、自立生活の情報も少なく、きっちりと制度が整っていない頃に自立を始めた太田さんの個人史は、ちょうどこちらでようやく介助の制度を作っていこうとしているメンバーがやっていることとどこか重なる部分があって、みんなに参考になっただろうと思いました。


さて、先日からお伝えしているように、こちらではまさに研修が始まった今日から介助派遣が始まりました。スタッフが事務所にこれまでの個人雇いの介助者ではなく、センターで養成した介助者をつれて出勤してきて、その介助者が事務所のあれこれの仕事を手伝ってくれているのがとても新鮮でした。

コーディネーターのアレックスに先日ぼくらが使っているシフトや制度の書類について説明したのですが、今日はみんなにでき上がったシフトを利用者と介助者の人たちに配っていました。

























この町に始めてきたのは、2008年のちょうど今ごろの季節だったのですが、その頃はもちろん誰も自立していないし、自立生活を進めてもしり込みするようなコメントばかりでした。それがこの間に急激にここまで進んできたことを思うと感慨深いものがあります。

2012年7月11日水曜日

日本チーム到着!


おはようございます。サンホセは今7月11日の朝です。昨夜日本からのILP研修チームを空港にピックアップして一夜明けたところです。

ヒューストンから来たユナイテッド便は、到着が一時間遅れた上に、太田さんの車椅子が一瞬行方不明になっていたトラブルもあって、みんなそろってバスに乗り込んだのは相当遅くなってからでした。最初チラッと姿がみんな盛り上がったのですが、そこからなかなか出てこないので、ジゼルなんか「テンション下がってくる〜」って言ってました。

到着の感想は、日本からのメンバーがまた書いてくれると思うので、こちらは待っているときの風景をいくつか。自立生活が進んでるな〜って思えるのは、こちらではみんなパートナーができているんですね。知ってのとおり、ジゼル・マイノルはもう夫婦だし、ルイス・エルナンも今年結婚しました。さらに今日は、ルイス・アルベルトとウェンディも、彼女彼氏付きで迎えに来ていました。













なんだかよく知らない人たちも混じった若衆たち










さすがに、長旅でみんな疲れた表情でしたが、ホテルに着いたらとりあえずいつもの角のバーに行って腹ごしらえ。なんだかんだで1時を回ってしまってました。みなさんお疲れさまでした。今日も移動だけの一日です。夜にはペレスセレドンに到着です。













あ、太田さんの写真撮るの忘れたw

2012年7月7日土曜日

新人研修3日目!


おはようございます。いのうえです。

昨日は朝から夕方まで研修。その後日本とのSkype会議、それが終わったら事務所でささやかな打ち上げ。夜中近くにはアンドレイ夫妻と飲みに行ったのでさすがにブログを各気力も時間もありませんでした。今朝改めて事務所に来てブログを書いています。今日はこちらは土曜日で、ここまで歩いてくる間、休日特有のゆったりとした時間が流れていて、とても気持ちがいいです。

さて、昨日は新人研修の最終日、車椅子の研修をしました。午前中はコンセホの中で、基本的な扱い方を練習して、昼食後実際外に出てバスに乗って、町の中心にある事務所まで行くというコースでした。











まずぼくたちがやるのと同じように、車椅子の各部とその機能の説明をした後さっそく実際に乗って押してみることにしました。


格子を越える練習です。日本と違って思いっきり開いているので、みんながんがん落っこちてましたね。ちなみにモデルはステファニーちゃんです。


日本では探すのが難しいような砂利道がそこらじゅうに拡がってるんですね。車椅子の乗っているのはルイスHの介助者チューチョです。いつも笑っててちょっとしたムードメーカー役になってます。調子に乗りすぎてアレックスの怒られるときもありますけどね。













階段はなかったけれど、階段を抱えてあげる練習も。











部屋に戻ってベッドから車椅子への移乗練習をした後昼食。午後は実際に町に出てみました。















無事公園までたどり着いてみんなで記念撮影















最後に事務所に帰ってまとめ。その後一人一人修了証が手渡されました。みなさんお疲れさまでした。とってもいい研修でした。

3日間とおして、とてもよくオーガナイズされていたと思います。障害者が担当する部分と健常者が担当する部分がうまくかみ合ってみんなで作ってる感じがとてもよかったです。ぼくも含めてスタッフ側も最初は緊張していたし、参加者もそうだったのですが、時間とともにみんなリラックスしてきて、最後はとてもいい感じで終わりました。

コスタリカ人は新しい物好きだと言われるのですが、それは障害者の社会参加という始まったばかしの何かに自分も関われるという好奇心に満ちた表情を参加者のみなさんがしてるのが印象的でした。それと、日本で同じような研修をしてもなかなか、参加者がほんとに何を考えたり感じたりしているかを読み取るのが難しいのですが、こちらの人はみんなよく発言して意見を言ってくれるので、とても助かったし、それがとても新鮮でした。

この研修を終わって男性はさっそく週明けから介助に入る予定です。女性は、ジゼルとスサーナが日本に行っていなくなることもあるので、その後から開始することになっています。

ではでは、来週はいよいよ、日本からの研修チームがやってきますね。楽しみにしています。

2012年7月5日木曜日

新人研修2日目!


こんにちは。いのうえです。コスタリカはまた雨が降っています。

新人研修2日目が終わって、みんな帰っていったところです。写真は、ルイスA宅でやった利用者宅研修で作った料理をみんなで味見しているところです。これがコスタリカで始めて介助者になる男の子たちです。左からジェレミー、アンドレス、グスタボ、ルイス、ジミー、アレックス、アルベルト、ガブリエルです。明日の3日目が終わって、9日からもう実際に介助を回していく予定になっています。

さて、今日の研修を軽くおさらいしておきましょう。今日はまずウェンディとスサーナによる障害の種類についてから。

















その後、グループに分かれて意見の交換。ぼくはスサーナとルイスHのグループに参加しました。メインストリームでやるグループディスカッションに近いですね。話題は、時給制に違和感のある人にその意図を説明したり、研修を通して障害者感が変わったかなど、スサーナを中心に進められました。彼女のファシリテートはほんとに上手です。また日本で研修したらさらに成長するんだろうなー。込み入った話しもあったかも知れないので、その後アレックスが仕切って、こちらでディナミカと呼ばれているリラックスコーナーみんなで輪になって踊りました。








午後は、3つのグループに分かれて利用者宅研修。ぼくはルイスAの家に男の子グループと一緒に行きました。町をバリアフリーチェックしながら中心から少し離れたところにあるルイス・アルベルト宅へ。























アルベルト宅は昼間に来るのは初めてだったのですが、じつはこんなちょっと田舎風な風景が回りを囲んでいます。研修はこの後、ルイスが帰った後どんか介助が必要か説明した後、実際に、掃除とか料理とかを体験してみました。


男の子たちはみんな学生さんで、優しい感じの人が多いです。料理ができるのを待っている間、新しい携帯やゲームのことで盛り上がったりして、日本と変わらないなーって思って見ていました。
最後は事務所に戻って一日のまとめ。みんなお疲れさまでした。後一日です。


2012年7月4日水曜日

初めての新人研修!


こんにちはー。井上です。

コスタリカは、今午後5時15分です。今日はコスタリカ初の介助者研修を終えて、ウェンディとアレックスとで事務所に帰ったところです。ちょうど帰る頃にいつものように雨が降ってきて、今も外では降りつづいています。

さて、今日は色んな意味で歴史的な一日になったと思います。コスタリカだけでなく、中米全体でもおそらく初めてになる新人研修でした。介助派遣グループの、ウェンディ、スサーナ、アレックス、カロルがずっとこの日に向けて準備してきたのですが、ぼくらが日本で長年かけてやってきたことがこんなにうまく移植できるんだと思うくらいうまくオーガナイズできていたと思いました。



35人ほどの申し込み者がいたのですが、当日実際に来たのは25名。まあこのあたりは想定内の人数でした。もうすでに介助に入ったことのある人もそのうち5名ほどいたので、純粋に始めてくるひとは20名くらいでしょうか。研修はまず、ウェンディの挨拶から始まり、自立生活運動の歴史、ルイスHのビデオを使っての障害者の生活の紹介、介助をする際での注意点などが話された後、昼前から介助演習に入るのはぼくらがやってるのと似た流れですね。























介助演習は、どちらかというと一般的なやり方を教えるというより、実際に介助に入る自立生活センターの当事者メンバーの介助のやり方を重点的に教えるのを主にやりました。そこにぼくが補足的にそれ以外に気づいたことを付け加えたり、日本での経験を話したりして進めました。けれど、みんなまだ経験が浅いのに、ポイントがずれているところはほとんどなかったように思います。


研修には、やはり遅れて来るひとがいるんですね、必ず。どうするのかなーって思ってたら、早速昼休みに集まって、研修は時間制にして、規定の時間に満たなかったら、それを満たすまで、修了証は出さないことを決めていました。なんか凄いなーって思って聞いていました。












午後からは、男女に分かれての演習のつづきでした。写真はルイスAを2人で抱える練習をしているところです。この後おしめを付けるやり方をしたのですが、誰かが手袋を付けた方がいいと言ったところから、いや後で手を洗ったらいいとか、誰が手袋を用意するのか?みたいな今日本でもちゃんと決着が付いていない議論がここでもすでに始まりました。


全体的に学生が多かったのですが、男の子もそうで、初めて障害者と関わる感じとか、お互いを抱えるときにちょっと照れたりするのが、ほぼ日本でやるのと同じようなリアクションなのがすごく不思議な感じがしました。

今日は一日事務所にいたマイノルが最後に顔を出して、ちょっと演説。「これは始まったばかりの活動です。みなさんも一緒に始めて、コスタリカの障害者の歴史を作っていきましょう」。いつものように聞かせてくれる演説でした。準備や当日もやることで目一杯でしたが、どこかみんながこの「歴史的」というのを意識してた一日でした。


2012年7月3日火曜日

JICAパナマ来所


こんにちはー。コスタリカのいのうえです。毎日更新してますねw。何となく1週間の流れが分かってもらえたラと思って書いてます。来週からは日本のメンバーも来るのでまた違った感じになると思います。


さて、今日はJICAパナマの人たちが来所しました。これは2月に終了したKaloieプロジェクト関係の訪問で、今パナマでも、Kaloieと同じような取り組みを考えていて、実際のどうやっていたのかを視察に来ました。メンバーは、JICAパナマの職員、カウンターパートであるリハビリセンターの職員、こちらのコンセホにあたるセクションで働いている人たちですね。それに現場で働く協力隊委員の方です。朝から2時間半ほどの滞在でしたが、Kaloieの全体像、その中の自立生活の部分の説明をこの事務所で行いました。


これまで、自立生活を説明するのに、畑くんのビデオを使ったりしていたのですが、最近ルイス・エルナンのビデオができ、これがちょっといいんですね。なんでもない一日を撮ったものなんですが、何か人を心の打つんです。そのうちYoutubeにでもあげたいと思います。ビデオを見ながらの解説にさらにスサーナが補足をして、このあたりは鉄板のプレゼンです。日本から伝えられたものが完全にこちらで根づいて、さらに別な国に伝えられている。ここでの運動もちょっと別なフェーズに入ったと感じました。このKaloieのプロジェクトは、同じようにホンジュラスでも参考にしてやることが決まっているのですが、最初はまだ自立生活運動=当事者エンパワメントが中心になる流れになっていないのですが、そのうちここのメンバーが当事者支援で近隣の国に行くこともあると思われます。



午後からは、パナマの人たちと一緒にKaloieのプロジェクトで作業所の活動などをやっていたテラバに行ってきました。ここには、Kaloieの中間評価時に廉田さんと一緒に行って以来2回目の訪問になります。




























テラバは、障害者の問題だけでなく、貧困、少数民族の問題など、複雑な問題が重なった地域です。しかし、ここでも、当事者が権利意識と尊厳を持つこと、団結して政府・行政に要求していくことなど、自立生活運動の中で繰り返し言われ来たことが、今はJICAなどの支援の中心課題にもなっていることが分かります。



テラバから帰って、みんなもう帰ってるかなーっと思ったら明日の新人研修の準備でまだみんな忙しそうでした。それでも少しずつ帰っていまはホンジュラス帰りのウェンディとスサーナが残って((´∀`))ケラケラ笑いながら明日の資料を作ってます。楽しそー。

2012年7月2日月曜日

Qué calor hace hoy

 

こんにちはー。いのうえです。週が明けて今日も忙しく働いています。

ペレスセレドン自立生活センターは、にぎやかな表通りから一本入ったところにあります。ご覧のようにあまり商店もなく静かです。事務所から正面側は、このようにのどかな風景が拡がっています。週末に街の中をぶらぶらと歩いてみてだいたいの感じは掴めたのですが、まだ建物と建物との位置関係がきっちり把握できてなくて、歩いていて急に見慣れたスーパーが出てきたりして、ああこの道を行くとここにでるんだーと言ったりしています。


さて、今日は朝礼の後こちらで「グルーポ・グランデ」と呼ばれている、もともとここペレスセレドンにある障害者のグループ全体の会議がありました。月一でもたれているようで、前回から進んだことの報告などがなされます。ここには、身体障害だけでなく、視覚や、聴覚障害の人たちも参加しています。

















午後からは、社会保険庁でペレスセレドンの支部長をしているウィルベスさんが来所しました。先週サンホセで総裁と会談して、かなり予算が出る可能性が出てきたので、自分も日本に行って勉強したいということで急遽8月の末ジゼルとスサーナが行っているタイミングに日本で研修する計画が出ています。今日はその打ち合わせで来てくれました。




今日はもうひとつメインストリーム協会でいうスタッフ会議がありました。ウェンディとカロルは今日ホンジュラスから帰ってくるのでまだ不在です。今日の議題は、12日ある開所式の準備の進行状況、4日ー6日の新人研修について、日本のメンバーがやるILPの研修についてでした。そうそう、このブログの名前の今日の会議で変えました。この草の根のプロジェクトの名前が、Proyecto Morpho(青い蝶という意味です)に決まったのでそれに合わせて変えてみました。「自由な蝶」というのが新しいブログの名前です。














おまけ、昨日遅くプンタレナスから帰ってきたルイスAですが、妹を連れて帰ってきました。2月に来た人は会ったことがありますが、カロリーナちゃんです。