2014年9月3日水曜日

タマル


今日は、急な出張でルイス、ウェンディ、カルロスがサンホセに行ってます。ウェンディはそのままグアピレスのフォローアップ研修に行くことになっています。みんなほんとによく働きます。

ほんとによく働いているのですが、それに反して収入がそれに応じて増えるわけでもなく、今年度から行政の補助金もプロジェクトからの補助もなく、だんだんとセンターの金庫のお金も尽きてきたようです。

なんでそんなにぎりぎりまで、こんな状況を放っていたのかなーとも思うのですが、やっとのことで慌ててみんなで資金集めのタマル作りを始めました。月曜日に下準備をして昨日それを調理して商品に仕上げました。


















タマルというのは、トウモロコシの粉を練ったマサと呼ばれる生地にご飯、肉、野菜などを入れ、バナナの皮で包んで蒸した料理です。もともとこちらの先住民の料理で広く中南米全域で食べられその地域によって中身に色々バージョンがあります。ぼくは昔旅行中にグァテマラで食べた鶏肉を少し辛めのソースで煮たものを詰めたやつがおいしかった記憶があります。蒸して街角で売ってたりして朝食やちょっとお腹がすいたときに食べる感じです。

























包んだタマルはこうやって、火をたいて鍋で30分ほど煮て調理してできあがり。包むバナナの葉や火をおこす木材なんかは昨日介助者の人たちが山の方へ行き調達してきたものです。昼食でさっそくいただきましたが、なかなかおいしかったですね。2包みをワンセットでこれを1ピーニャって言うらしいんですけど、1ピーニャ1000コロンで売っています。売れるといいんですけどね。





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