メインストリーム協会JICA草の根技術協力活動日誌。草の根技術協力とは国内のNGOとJICAが協力しながら海外の団体を支援するプログラムです。コスタリカ、ペレスセレドンの自立生活センターMorphoは、このプログラムによって運営されています。Morphoとは「変容」、さなぎが蝶になっていくように自立生活へ「変容」していくことを目指しています。
2012年10月12日金曜日
養護学校に行ってきたです。
こんにちは。いのうえです。
ブログとどこおり気味ですよね。まあ色々気がかりなことがすっきり解決してないのもあるのですけど、もう何だかんだで帰国まで一月余りになってきたので、だんだん帰国の準備や帰ってからのことが気になりだしたのもあります。ちなみに帰りはサンホセ〜アトランタ〜ロサンジェルス〜羽田だったのがサンホセ〜アトランタ〜成田とちょっとコンパクトに変更になりました。途中休みなしだったのがアトランタで一泊して行けることになったので、少し気が楽になりました。ちょうどいいからアトランタで今度来たときのためにアンロックのiPhoneを買って帰ろうかなとか、そんな細かいことを色々考えてるんですね。
さて、一昨日ですが、久しぶりに外での仕事につきあってきました。スサーナとルイス・エルナンが養護学校で脳性麻痺の子供を持ったお母さんたちを前に講演をするのでそれについて行ってきました。
ここはじつは、ぼくにとって思い出深いところで、2008年中米研修が始まる前に廉田代表とJICAでこの研修を企画された西村さんとで視察に来たときに、オットーという視覚障害の先生にインタビューに来たことがあるんですね。6月ですでに雨期に入っていて、この年はものすごく雨が多い年で道路も寸断されていたので、無事にペレスセレドンに入れるかも心配されたくらいでした。インタビューに行った日も雨が降っていて、学校の横の川が氾濫していたのを覚えています。陽子さんにそんなことを話していると、陽子さんもあのときはいったいどんなことを知りたくてくどんなところに連れて行ったらいいのか分からなかったから全く手探りだったと当時の受け入れ側の話しを教えてくれました。
この日の講演ですが、ほとんどのお母さんたちの子供が脳性麻痺で知的にも障害があるので、最初から「あなたたちはちゃんと考えられるからいいけどうちの子はどうしたらいいの?」っていう雰囲気であまりちゃんと聞いてもらえる空気ではなかったです。
これは、日本でも養護学校や重度の施設に言ったら同じような雰囲気になったり同じような言い方をされたりするので、スサーナやルイスにとっても試練ではなかったかと思います。メンバー全員が講演慣れしているし、たしかに上手に話すのですが、ちょっと形式的に流れで話してしまうところもあるので、もう少し内容を見直してレベルアップした方がいんじゃないかと昨日の会議でも話しました。
しかし、これだけの人が話を聞いてくれたので、おそらく何人かは興味を持って事務所にも来てくれるはずなので、またそこから何かつながりができたらいいなと思いながら帰って来ました。
そうそう、もうひとつ。ここで生活し始めて、以前Kaloieの仕事でこちらに来て色々連れて行ってもらったところをこうしてあらためて訪問しているのですが、その位置関係をあらためて自分でマッピングしているところです。帰りにIMASの近くを通りながら、ああIMASってこんなところにあったんだ〜って感じです。
さてコペアグリで買い物してそろそろ帰ります。また来週〜。
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