「自立発展性」というのは日本でふつうに仕事している人には耳慣れない言葉かも知れません。しかし3年目を終わろうとしているモルフォでは最近この言葉を聞かない日はないくらいです。今はプロジェクトの資金で運営しているモルフォセンターですが2年後には、ここで独自の収入源を見つけて自立運営していかないといけません。今でも日々の生活費に困っているモルフォのメンバーですが、これからさらにもっと様々な支援先を見つけて、自分たちで生き残っていかないといけないんですね。
海外支援ブログ『志を世界に』でもお伝えしていましたが、資金獲得の方法として今モルフォでは地元のDel Valleコーヒーを日本に送って売ってもらおうという計画と立てています。今日もカルロスとJetroに電話して何かアイデアがないか問い合わせていました。来週サンホセに行って直接相談してみることにしています。
Del Valleの担当者もそういえばカルロスさんでしたが、今日はサンホセから別なカルロスさんが来所しました。最近モルフォのメンバーと数回ミーティングを持っているサンホセのグループのひとりで、彼らはコスタリカで国産の電動車椅子を作りたいというアイデアを持っています。
デザイナーのカルロスさんの他に電気技師、機械技師、看護士がメンバーにいるらしくそれぞれの力を合わせて車椅子を作りたいと言っています。これを何かプロジェクトにできないかと今、各方面に問い合わせているところです。これもモルフォの自立発展性に繋げられればとも考えています。
カルロスさんたちは先日から動かなくなったウェンディの車椅子(元茂上くんのですね)を何とか使えるようにしようとしているのですが、なかなかうまく行かず、一度サンホセに持って帰ってやってみようというのが今日の訪問の目的でした。ご覧のように分解して自家用車で持って帰ります。片道4時間の道なのでたいへんですね。カルロスさんは努めていた仕事も辞めてこの仕事にかけていると言っていました。何とか協力して何かできないかと思っています。
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