さて、今週あったモルフォの出来事をかいつまんでお伝えします。
月曜日は、まず理事会の定例会議からたしか月に一回やっていたと思います。ジョナタン、フランシスコなどおなじみのメンバーが集まっていました。
カルロスがちょっと来い、っていうので行ってみると最近毎日事務所に来ているアレハンドラがルイスの車椅子を借りて、初めての電動車椅子体験です。いつもは手動に乗ってずっとテーブルのそばにいるので、もっと重度かなと思っていたのですが、電動に乗ってみるとやはり自由度が広がって、障害すら軽く見えました。介助の制度も大事ですけれど、必要な人に必要な車椅子が行き渡るということも大事だなと思いました。
ルイスとカテリンの間でお昼を食べているのが、ホセ・アルベルトです。知的障害があるということなんですが、このところ毎日事務所に来ています。サルサのオーケストラを作るのが夢で、事務所に来て部屋にこもって色々調べて作戦を立てているみたいです。
今日も、「あなたの国のプロモーターを探してるんですが」って言われました。友だちがやってるからできたら知らせてねって言っておきました。こうやってイメージが膨らんで来ました。男女2名づつの4人ボーカルだそうです。
さて、今日は夕方近くになって、コロンビアのアイデーの団体で理事をやっているエレナさんが今日から一週間モルフォで過ごすためやってきました。
月曜日からはきっちりプログラム組んで研修をします。カルロスが担当しています。こうやって海外から本格的に研修に来る障害者の人は初めてですね。ちょっとどうなるか楽しみですね。ぼくは来週からコロンビアに行ってそのアイデーに会ってきます!
5月9日第一回目国会採決→5月26日第一回目国会採決やり直し→6月30日第二回目採決国会通過→8月18日大統領署名
国会の審議まで持っていくのに7年かかった「自立法」ですが、第一回目の採決が通った後も上のような手続きを踏まないと法律にならなかったので、なかなかすぐにとはいきませんでした。それで8月18日に大統領の署名を持って法律にはなったのですが、実はまだもうワンステップ待たないといけませんでした。Gacetaと呼ばれる日本では「官報」にあたるものに出て初めて国民にお披露目となるので、それが8月30日。法律は昨日から施行されています。
官報には、こんな法律ができましたよというので全文法律がそのまま載っています。そしてその最後には、先日ぼくらも出席した署名式で大統領が署名したサインがそのまま載っています。こうして文字で見ると感慨深いですね。というわけでもう一度写真を載せておきます。
週末から雨のよく降る日がつづいていたのですが、今日は朝から比較的気温も湿度の低く爽やかで過ごしやすい日でした。
今日は朝からスタッフ会議でした。最近はどんな周期でやってるのかはっきりわからないのですが、定期的にやってちゃんと議題を消化していっています。
今日の議題は、まずグラピレスから来て約一月モルフォのスタッフとして働きながら研修したジェセニアの感想を聞いたり、モルフォのメンバーから言葉を送ったりから始まりました。
こっちに来て一緒に働かないと誘われて、一週間もたたないうちにもうやって来て一緒に働いていたので、もうそれだけでやる気がわかるようなもんですが、実際に体験してみてもやはり、期待を裏切らない一月間だったようです。これまでも、何度もモルフォを訪問していたのですが、日本のメンバーが来ている時や何かイベントがあるときに参加した形だったので、普段の仕事しているところは初めてでした。何かを具体的に教えてもらったと言うよりモルフォの人たちは自分の模範になってくれたと言っていました。
午後からもまたこうやってカテリンに介助派遣の具体的な方法について教えてもらっていますが、この分野が特に印象に残ったようですばらしいと言っていました。ぼくの目から見ても介助者研修から、コーディネート、介助料の支払い、データの管理までほぼ完璧にできているので、ちょっと自慢したいところです。
今日はその他、9月に入ったら一週間、コロンビアのアイデーの団体で理事をしているマリア・エレナさんがモルフォにやってくる予定なのでその調整。11月のマラソン大会の準備、近くの家具のリフォームの店が使わなくなった工業用ミシンを安く売ってくれるということなので、どうしましょうか?という相談などでした。
というわけで会議終了後早速その店にミシンを見に行って来ました。
使わなくなっていたので埃をかぶって大丈夫かな?っていうくらいの古さでしたけど、モーターを交換しえ使える状態にして2万円ちょっとで売ってくれるというのでまあいいのではないでしょうか。
これは、斉藤工房さんを訪問した時に通気性のいいクッションの素材をいただいて、それをカバーを作って販売できる状態にして売ったらどうだというアイデアをもらっていて、車椅子の修理と並行して、クッションなど関連のアクセサリーを販売できたらと考えているので、そのまず第一歩になればいいと思っています。
さて、昨日ですが、東京のJICA本部から一ヶ月間對馬さんという入ったばかりの職員の方が研修でコスタリカを訪問中で、その一環としてモルフォを訪問してくださいました。
コスタリカ支所から張さんが同行し、ペレスセレドンに赴任したばかりの協力隊員の松本さんも同席してくれました。自立生活運動の歴史とモルフォの活動について、質疑応答も含めてほぼ丸一日しっかり色々なことを説明できたかなと思います。
きのう、出勤してきたら朝食を売りに行ってる気配がないので、「あれ?今日は朝食は売りに行かないの?」って訊いたら金曜日に変わったそうです。
ここサンイシドロには「フェリア」と呼ばれる大きな市場があって木曜日と金曜日に近辺の農家の人が集まって主に野菜などを売っています。とても安いのでみんなよく買いに行くのですが、木曜日にそこで買って金曜日に売りに行くように変更したみたいです。
配達が終わったらまたこの間のようにみんなで食卓を囲んで一緒に食べます。早起きしてやるので、今日はみんなお昼過ぎになったら帰ってしまってます。事務所にはぼくと介助を待っているカルロスとエリエセルだけです。コーディネーターも帰ったので今はぼくがコーディネーター役もやってるわけです。
さて、最近の写真からいくつか。
ジェセニがいて、アレハンドラが毎日通ってきているので、現在は女子率が高くしょっちゅうこうやって集まっておしゃべりしています。きのうはウェンディのを借りてネールをやってました。
ペレスセレドンは日ごとに雨が強くなって来ています。こうした季節になるとこのマモンが熟れてきて食べごろになります。これはカテリンの実家のものを弟のフランデルが持ってきたものです。ぼくはそれほど好きでもないんですが、これはめちゃくちゃうまかったですね。みんなでがっついてました。
さて、ここのところ日本からは品がもうないと言われ、こちらにそれを伝えても笛吹けど踊らず状態でストレスフルな毎日を過ごしていたのですけど、今日はとうとう出荷できるということで、それでもどうなることやらと思いながら出勤。朝とてもいい天気で、振り返ったわが家が白く輝いてきれいに見えたのでパチリ。
今日は、朝からみんなで手分けして、11月のマラソン大会のスポンサー集め。日差しが強いので女の人は日焼け止めを塗って出て行きました。
ぼくは、介助者のクリストファーくんと、デルバジェにコーヒーを取りに。スタジアムと病院の間の通りを突き当たりまで行って、道なりに10分くらい走ったところにあるHoyonという地域にあります。
この正門を通れば中はデルバジェの工場ですが、残念ながらぼくは短パンサンダルだったため、このゲートから向こうは入れてくれませんでした。
ちょっと参考までに、コーヒー出荷までのこちら手続きを軽くお知らせしておきます。
まず日本から注文が入れば、デルバジェコーヒーの担当者にモルフォが注文します。
デルバジェが商品の準備が終われば、今度はコーヒー協会に連絡して検査を受けます。
そこで検査をパスをすれば次に運送会社に連絡して、飛行機の貨物に場所を確保してもらって出荷の日時の打ち合わせに入ることになります。
今回もう少し前に明日出荷か、というところまで来たのですが、関税が安くなる「生産地証明書」がこれまで出していたコーヒー協会が出さなくなってモルフォで独自に作らないといけないことがわかりまた遅れることになりました。
昨日の段階で出荷できると連絡が入っていたので、当日はこうしてタクシーを頼んでモルフォの誰かが、デルバジェまで取りに行くことになります。引き取ったコーヒーは、ちょっと写真ではよくわかりませんが、ぼくらがいつも使っているバスMUSOCに積み込んでサンホセまで行きます。サンホセでは運送会社が待っていて空港での積み込みの手続きをやってくれるという流れです。
というわけでとにかく物は今日の昼前にペレスセレドンを経ち、今頃はもうサンホセに着いているのですが、送り状を見ると運送料が前回同じ量の倍以上になってることがわかり現在作り直してもらってるところです。最後の最後までなかなかすんなりとはいきません。
さて、きのうは仕事が終わってから夜8月生まれの誕生日会がありました。
フェイスブックで日本の色々な自立生活センターをフォローしているとどこも同じような企画をやっていますが、モルフォもそうです。
この月に生まれたのは、写真の右からジルラニ7月31日?、アンドレス・マタモロス8月1日、イサーク・ロチャ8月3日....
カテリン8月1日、右のタティアーナが8月17日ということでした。因みにタティアーナはぼくが不在中の介助者研修で働き出した介助者です。女の子ではあとジャスミン、男の子はリカルド、クルストファーなど介助者のメンバーはかなり入れ替わってるのでまたそのうち紹介しますね。
あとはご飯を食べてみんなでおしゃべりしてといういつものパターンですかね。それぞれ年齢が書いたトンガリ帽をかぶっているんですがみんな終わりまでつけっぱなしだったのが面白かったですね。
というわけで行ってきました。
記念すべき2016年8月18日コスタリカに「障害者の自立を促進する法律」がこうやて大統領が署名して発効しました。副大統領のアナ・エレナ・チャコンが知的障害の女の人とじゃれあってる写真がかわいかったのでトップに持ってきました。
場所は、サンホセの国立競技場の中になるクリスタルキューブと呼ばれている場所でした。隣の建物にある日本大使館には時折お邪魔して、上階から見下ろしてながらこれは、中国からのプレゼントされたものと説明を受けたことは何回かあったのですが、中に入るのは初めてでした。
この日は2便に分かれてペレスからサンホセに向かいました。ぼくはウェンディ、ルイスといっしょに朝7時30分のバスで。MUSOCからタクシーで競技場へ。待ちきれないように早く着きすぎちゃったんですが、ちょっと下見がてら会場を覗くと大統領、副大統領に並んでルイスの席が作ってあるのを発見。
ルイスは聞いていたようですけれど、ぼくは知らずちょっとびっくりしました。
このように市民団体代表で挨拶もやりました。ぼくは先月提出したプロジェクト第2フェーズの提案書の中で、じつはこんな風に書いています。「コスタリカに障害者リーダーはこれまでいないわけではなかった。ルイス・アストルガ氏や ダマリス・ソラーノ氏など立派な人はたくさんいたが、残念ながら彼らは法律を作るのに一生懸命でそれを実際に障害者の利益になるようにはやって来なかった。モルフォができて初めて法律が一般の障害者のために実施されるようになった」。この後紹介しますが、この日はルイス・アストルガもダマリスもその他の新旧の障害者リーダーも生揃いしています。
ぼくは確かにルイスの名札があってびっくりはしたんですが、こうしたメンバーを見直してみて、ここに座るのはルイス以外にはいないだろうなと思いました。誰も何であいつがあそこに座っているんだ?って文句をつける人もおそらくいないだろうと思います。この日は法律ができてそれだけでめでたい日でしたが、障害者のリーダーがルイスで纏まることがわかってさらに嬉しくなった一日でした。
とりわけおしゃれにしているウェンディと介助のジルラニです。こんな一日だったのに、ルイスとウェンディは土日にサンホセで研修があるために居残り。夜遅くまでホテルで準備をやっていました。本当に頭が下がります。
右端がそのルイス・アストルガと一人飛んでダマリスです。国家斉唱中。
視覚障害の二人。Conapdisの理事会代表のエリック・チャコンと手前向うむきがCoindisの代表フランシスコ。
オレンジのワンピースがエリカ。長年の盟友です。この日は常時、とても満足な充足した表情をしていました。
ルイス・パブロと介助のアレハンドロ。サンラモンのセンターの代表です。最近事務所をオープンしました。すでに介助者にも給料を払っていてなかなかやり手です。真ん中は最近モルフォに昼間ずっと通ってきている。ホセ・アルベルト。サルサのオーケストラを作るのが夢です。
アンジーとフランシーニ。プンタレナスとサンビトのセンターの代表です。
めずらしい人も招待されていました。
この日の写真は全部ぼくのフェイスブックに上げてあります。