2013年6月18日火曜日

就労支援もやってます


こんにちは。今日は昼からめずらしいお客さんが来ました。

脳性麻痺のウィリアムです。サンビートというパナマに近い町に住んでいて、Kaloie時代から関わっている古い仲間です。この事務所には初めてということでした。
最近こうして、入れ替わり立ち替わり障害者がやってきているのですが、それには理由があります。ICEという日本のNTTにあたる通信会社です。ルイスといっしょに日本に来たアンドレイが勤めている会社ですね。そのICEがペレスセレドンにコールセンターを作る予定で、そこに障害者を雇いたいので20人ほどの履歴書を集めているのです。



モルフォが取り纏め役を任されているので、障害者はまずここに来て、こうやってコーディネーターのグスタボが履歴書を作るのを手伝って手続きして帰ります。

先日コンセホからも掃除をする人を探していて誰か紹介してほしいという依頼があったので、モルフォと関わりのある障害者をひとり紹介して、今はコンセホで掃除の仕事をしています。

バークレーの自立生活センターでは仕事の紹介をしていたと聞いた覚えがあるのですが、日本のセンターではあまり大々的にやっているところはなく、これはちょっとコスタリカ的な新たな展開なのかもと注目して見ています。

さらに、IMASのウィルベルさんから"Manos a la obra"という制度を使ってボランティアを使わないかというアイデアもいただいています。これは、最初モルフォのプロジェクトが始まる前にIMASと交渉したときにも出てきた制度なんですが、IMASで生活保護の相談に来た人に週何時間かのボランティアを義務づけてその代わりに補助金を出すというものです。これを使って、3人ほど受け入れてほしいということを提案されたので、これも関わっている障害者の人の中から誰か選んで、週に何回か書類の整理などをお願いしようと考えているところです。

モルフォは「障害」という分野の専門として、この町の中でしっかりと役割を担っていっているのがわかると思います。

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