2013年6月21日金曜日

ボリビア=コスタリカ交流


こんにちは。

先日ウェンディが、ボリビアのフェリーサからこちらのIMASとの交渉をどういう風にやっているのかなどを訊かれていると言っていて、話をしていると質問のレベルがすごく高いのでこれは一度ビデオ会議をやってみたら面白いと思って企画してみました。

残念ながらそのウェンディは今日はサンホセで仕事なのでいなかったのですが、ルイス・エルナンとスサーナを中心に朝9時ボリビアの時間で11時からスカイプをつないで会議をしました。















こちらでの活動の方がかなり進んでいるので、ボリビアからの質問は途切れることがなく、終わったのは12時、3時間みっちり話ができました。ボリビアには昨年12月に2011年の研修生フェリーサが企画した障害者全国集会があり、メインストリーム協会のメンバーも応援に行きました。この4月からメインストリーム協会からの支援も始まりフェリーサは地元スークレで念願の自立生活運動の活動をできるようになりました。活動は予想よりかなり順調に進んでおり、全国集会にも来ていた脳性麻痺のセノビオに介助者をつけることを目標にしています。

小規模ながらも有料で介助者を雇っているので、質問は介助派遣の具体的なことや、社会保障について、自立生活をしてよかったことなど、あらゆることが話されました。今コーディネーターの仕事をしているグスタボが健常者として関わること、関わって楽しかったことなどきっちり話してくれたのが嬉しかったですね。













この会議はフェリーサの地元スークレの自立生活センター「ヌエバエスペランサ」と結んでやったのですが、この会議にはガリの地元のポトシのメンバーも駆けつけてます。スークレ=ポトシ間はバスで3時間くらいかかるのでチラッと言い出したことがえらいことになってるな〜と思ったのですが、それくらい今ボリビアは熱気に溢れていました。山の絵が得意な筋ジス兄弟も来ていたのですが、彼らを家から連れ出したガリが見えないな〜と思ったらバスに乗り遅れて遅刻だそう。ガリはいつもだってフェリーサが言ってました。2時間ほど遅れて登場。いつものように好青年ぶりを見せてくれました。


ぼくが昨年ここに来て、ラテンアメリカで初めてきっちりした形で自立生活せんたーの運営を始めたモルフォを見て、ここを中心に今後この地域で自立生活運動が拡がっていけばいいなという夢を持ちました。ぼくが中南米研修で関わった研修生たちが各地にいるのですが、コスタリカ以外はなかなかフォローできていないというのが一番の理由で、その他にも日本での自立生活研修が終わり、自ずとこの地域で運動を進めている人たちが助け合ってやっていくしかないので、草の根をやっている今のうちに少しでもできることをやっておこうと思っています。

今日の会議もその一環で、ぼくは来週末にグァテマラのホセマリアのグループのフォローに行ってきます。モルフォの活動の紹介をして、ホセマリアからは介助演習をやってほしいというリクエストがあったのでできることは何でもやってこようと思っています。

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