2015年12月15日火曜日

年間活動報告など


さて、今回は11月25日にコスタリカ入りし、ペレスに移動したらすぐに週末にかかっったので、翌週月曜日1日出勤してすぐにコロンビアという日程で、帰って来てもその週は金曜日1日出勤したらまた週末ということで、やっと今週から腰を落ち着けてモルフォで働いています。といっても今週一週間で今年のモルフォの仕事も終わりなんですけどもね。

昨日は、朝からモルフォの理事会や会員の人を招いて会議がありました。よく関わってくれているホルヘやフランシスコ、アルフォンソの他に、昔から地元の障害者グループのメンバーであるラウラや久しぶりにアイーダも来ていました。

この日は、週末にみんなでビーチに行って交流することの打ち合わせがおもな議題だったのですが、後でルイスに聞くと今年一年の活動報告もやったそうです。プロジェクトの目標と進展具合、それに予算も公開してどんな使われ方をしているかも説明したということでした。

これは、PDMというプロジェクトの設計図のような書類があるのですが、その中でやらなければいけない活動の一つとしてあげられているもので、組織づくりの土台からひとつひとつ積み重ねてきてやっとここまで来たかとちょっと感慨深いものがありました。自前の予算で運営できていないというだけで、自立生活センターとしてはもうどこに出しても恥ずかしくないような立派なセンターになったと思います。




12月6日には資金集めのためのマラソン大会をオーガナイズして、175人の参加者でした。好評で大成功だったということでした。センターとしてはもう完全に独り立ちしていると言ってよく、ぼくが口を出す場面はどんどん少なくなっています。ぼくは、JICAに提出する領収書の整理と、これらの活動を報告書に纏めることがおもな仕事ですが、先日のコロンビアでの介助者研修もそうですが、モルフォの仲間たちがコントロールできない部分をフォローするのが仕事のようにもなっています。

そうしたものの一つが、今計画中の「コスタリカでの車椅子の普及プロジェクト」です。先月廉田さんと東京で斎藤工房さんにお邪魔して、コスタリカへの視察訪問を依頼してきたので、その報告ともう少し具体的に内容を進めていくために、土曜日にサンホセの技術者のグループに来てもらって話しをしました。朝8時からの会議で彼らは車で来たので、5時くらいの出発だったのでしょうか。この視察は2月に計画しているのですが、斎藤さんがパキスタンなどでされている活動を紹介したり、逆にこちら側で希望していることなどを訊きながら一週間程度の日程を作りました。

コロンビアでの活動も、この車椅子の企画も2017年にこのモルフォプロジェクトが終わった後にも関わってくる計画で、なんとなく色々探りながら動いている感じです。うまくいくといいんですけどね。


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