メインストリーム協会JICA草の根技術協力活動日誌。草の根技術協力とは国内のNGOとJICAが協力しながら海外の団体を支援するプログラムです。コスタリカ、ペレスセレドンの自立生活センターMorphoは、このプログラムによって運営されています。Morphoとは「変容」、さなぎが蝶になっていくように自立生活へ「変容」していくことを目指しています。
2012年11月11日日曜日
ペレスセレドンのバリアフリーがちょっと進むかも
こんにちは。日曜の朝の事務所の中です。11月からカルロスが住んでたり、宇佐くんもいるし週末は人気のなかった事務所の中がちょっとにぎやかになっています。
少し前のネタになってしまいましたが、6日の火曜日にメンバーみんなで市議会に行ってきました。バリアフリー関係の予算が審議されるので、マイノルが意見を言う場をもらいました。9月12日のブログでも書きましたが、マイノルとスサーナは市のアクセス委員会に入っているのですが、その委員会自体がうまく機能しておらず、すでに2年前に市役所にエレベーターを付けるとか、町の舗道を整備するための予算が確保されていたにもかかわらず、市役所内で市長の交代に伴う内紛などがあったため、市役所内が二分された状態がつづいて、バリアフリーのための審議も止まってしまっていました。
その間に、その確保した予算を別の目的のために使おうとする一派が現れたりしたので、市役所に抗議に行ったこともお伝えしました。
この日マイノルとウェンディが15分くらいもらってアピールをしたのですが、そのためというわけでもなく、今日はちょっと流れが変わっていて、議員や市長に積極的にやっていきたいという発言がつづきました。それはぼくたちにしては、大歓迎な話なのですが、なんで急に流れが変わったのがよくわからなかったので、ちょっと半信半疑なまま8時くらいに審議が終わって帰りました。この市役所に抗議に行ったときの様子はぼくたちでたくさん写真をFacebookにあげたし、それをコスタリカで有名なブロガーのチャムコさんが紹介してくれたりしました。そうした行動が功を奏したのなら嬉しいのですが実際のところはよくわかりません。
そもそも、この議会を行っている場所は、市の公民館のような施設のホールで、市役所の二階にある議会にアクセスできないためにこちらで行われることになっています。先日予算の横流しを審議するときには、わざわざそのアクセスできない議会を使って審議しようとしていたので、その悪質さが分かると思います。
しかし、とにかく事態は一変して一歩前進しました。明日アクセス委員会のスサーナとウェンディが月に一度のアクセス委員会に出席して話をしてくる予定になっています。
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