2014年7月28日月曜日

あたらしいモルフォ

左弁護士エドワルドさん右マヌエル・デ・ヘスースさん

何度この同じタイトルでこのブログを書いたかわかりませんが、モルフォは何回も脱皮して成長していってるんですね。

コスタリカは、金曜日がグァナカステといってニカラグアとの国境に近い北部の地域がコスタリカに併合された記念の日で休日でした。土日を含めると世間的には3連休だったのですが、やはりこのところ色々事業が重なっているモルフォなので、金曜と土曜日は出勤。結局日曜日だけ休みといういつものような週末でした。

しかしこの週末はなかなか生産的で、モルフォにとって大事なことがたくさんあったので、纏めてお伝えしておきたいと思います。

まず金曜日ですが、自立生活センターモルフォの総会がありました。ちょっとおさらいしておきたいのですが、メインストリーム協会がここコスタリカで行っている事業をプロジェクト・モルフォといいます。そのカウンターパートでいっしょに事業を進めているのが、ペレスセレドンにある自立生活センターモルフォで代表はルイス・エルナンです。

別に、日本の自立生活センター協議会にあたる組織を「コスタリカ自立生活運動」といって、マイノルが代表を勤めています。現在法人格を持っているのはこの「コスタリカ自立生活運動」のもので、将来的には、この傘下にこれからできるコスタリカ国内の自立生活センターがぶら下がっていくイメージで徐々にコスタリカ国内に拡がっていくイメージを抱いています。

この日の総会はあらたにモルフォで法人格を取るための総会で、ここで改めて役員を決めて、これから弁護士さんにお願いして手続きに入ります。














今年度に入って、センターの運営で色々アドバイスしてくれているマヌエル・デ・ヘスースさんが薦めてくれたエドワルド・ロハス弁護士が立ち会いのもと、まずルイスが会則を読み上げて確認した後、投票をして代表、副代表、事務局長、会計、監査などを決めていきました(弁護士さんがジェンダーに偏りがないように注意しましょうってい言ったのが印象的でした。日本ではあまりない注意ですね。)


結果、代表ルイス、副代表カルロス、事務局長ウェンディ、会計ジゼル、理事はスサーナとダニエラ、アナリア、ジャスミン、ジョナタンと地元の障害者グループの人たちが入り、監査はアルフォンソとホセ・モンヘがやることに。去年同じような会議をモルフォの中だけでやって、ルイスがマイノルの代わって代表になることに決まったのですが、今回は同じような会でも、弁護士さんと地元の障害者の人たちに見守られながらやっているのがすごくいいと思ってみていました。この地元に根ざしはじめたという感覚は今年度に入ってつねに意識するのですが、この日もそうした気持ちを強く持ちました。

もはや風格の代表と不動の事務局長
さて、かわって土曜日はCOINDISというウェンディが理事をつとめている障害者団体の連絡会が、障害者の自己評価についてのセミナーをやるというので、連日になるのですがたくさんの地元の障害者が集まっています。


ぼくはちゃんとこの会の中身を分かってなかったのですが、講師をやる二人が視覚障害の人だったので、ルイスに「もしかしてあの人COINDISの会長だっけ?」と訊くと「そう、それでももう一人がコンセホ(国家リハビリ特殊教育審議会)の理事会の理事長のフランシスコさん」とさらっと答えてくれたんですが、じつはこれは長いことこのプロジェクトに関わってきた人には「えっ!」って感じのことなんですね。

じつは、2012年にこのプロジェクトが始まる以前、まだプロジェクトKaloieが実施中だった頃からコスタリカの障害者政策の方向性を決定するコンセホの理事会とモルフォは関係をこじらせて、それがそれまで出ていた補助金がカットされるという結果にまでなってしまっていました。このプロジェクトに反対していたのは10数名いる理事の中でも2〜3名だったのですが、その人たちが強硬に反対していたためまともに話もできないような状態が何年もつづいてきました。

その後政権も変わり、理事会のメンバーも入れ替わったとは聞いていたのですが、その後変化があったとは知らなかったので、こうしてふつうにモルフォに来てセミナーの講師をやっているのが、不思議でならなかったです。

左COINDISのマヌエルさん右コンセホのフランシスコさん

今年度に入ってモルフォは色々うまく行きだしていると思うんですが、これもその一つです。とくにこの関係がうまく行きだしたのは、ウェンディがずっと継続してCOINDISの理事として活動して信頼を得ているのと、やはり2月の全国集会である程度モルフォの組織力を間近で示せたのがよかったのではないかと思いました。すばらしいです。

(今日もお昼はセビチェにしました いのうえたけし)

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