2015年8月17日月曜日

自立法採決に向けて(1)


上の写真は土曜日の午後です。この日自立法に関する緊急の会議をやりました。前日金曜日に大統領府のエリカ・アルバレス女史からの情報で、この二週間くらいが山であることが分かり、慌てて対応を協議しているところです。

法案は先週木曜日に審議リストに入りました。今は7月に通常国会が終わり特別国会が行われているところです。この時期に提出される法案は少なく、福祉分野では唯一の法案だそうです。この法案は行政府である大統領府から提出されており、これはそもそも2009年にこの法案が最初に発議されたときの提案者の一人が議員時代の副大統領アナ・エレナ・チャコン女史であったことがあります。今の時期を逃し9月以降になると、その他の法案が入ってきた中で競合しながら審議の時期を待たないといけなく、8月のこの国会中に通してしまうことが望ましいというのがエリカのアドバイスでした。エリカは廉田さんとぼくが2008年に最初にコスタリカに行ったときからの知り合いで、モルフォのメンバーともずっと仲間としてやってきました。昨年まではPACという政党の障害分野のアドバイザーで国会で働いていたのですが、政権交代と同時に副大統領付となり大統領府で働いています。



水曜日と木曜日に国会に行って、プレゼンをやりながら議員の理解を深めることになったので、今日はペレスから誰が行けそうかリストアップしながら朝から作戦会議をやっています。全国の障害者を集めての一斉行動になります。盛りあがりますね笑。



















さて、午後はサンホセからCONAPDISとCOINDISの人たちが来てセミナーをやっています。機構変更して国家リハビリテーション特殊教育審議CNREEから国家障害者審議会CNAPDISになったのですが、どこが変わったかの説明や、このペレスセレドンの障害者からの意見を聞くセミナーを全国でやっており、今日はそのペレスセレドン編となっています。もうお馴染みになったCOINDISのマヌエルさんとフランシスコさん、講師の一人で久しぶりにダマリスさんが来ました。この事務所は初めてということでした。モルフォはペレスセレドンの障害者の生活にはなくてはならないものになっているのですね。

ちゃんと手話通訳が用意されています。





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