2013年10月17日木曜日

悲喜こもごも今週のモルフォ

ボニータ、カテリン

こんにちは。プロジェクトは今ちょうど今年度の半分が終わったところです。ぼくの仕事はこの半年の報告書を書くことと、第2四半期の終わりにもあたるので、精算作業をきっちり終わらせることです。昨日までになんとか領収書の整理を終わって、今日はサイン漏れがあるところをこちらのメンバーや介助者の人たちに埋めてもらっています。フランクはこの作業のためにサンホセまで行ってサンホセのメンバーや介助者にサインをもらい歩いているところです。

さて、先日お伝えしたとおり週末はFeria de Kaloieというお祭りがありました。3日間で最終日はチャリティマウンテンバイクレースがありました。4000コロンの参加費で、これはお祭りの経費や余ればモルフォに寄付されることになっていて、最終的に収支は黒字になったようでした。
















レースの後は、ごらんのように抽選大会くじに当たった人には景品がプレゼントされました。


こうしていつものように元気に障害者の人権について訴えていたジゼルですが、この後体調不良に。今日から入院してしましました。















月曜日。3日間のお祭りの後で大半の人はお休みだったのですが、ちょうどこの日は月に一度の地元の障害者が集まる日に当たっていたため、ルイスとスサーナは出勤。最近モルフォが受けるようになったバスの運転手の研修を地元のグループと共にやっていこうという話し合いをやっていました。



嬉しいことがありました。ちょうど1年前にこんな事件があったペレスセレドンの市役所にエレベーターが付きました。まだ一般には公開されていないのですが、一足先に行って見せてもらってきました。日本と同じでしつこく言ってる間はなかなか付かないのですが、忘れた頃にこうして設置されました。このエレベーターを付けるために廊下自体を拡張しているので、車椅子での移動も楽になりました。

中はこんな感じでまだビニールが張ったまま。

この日もう一ついいことがありました。先月からやっているバス会社の研修ですが、11回の研修で60名以上修了書を渡しました。その報酬が会社の担当者から小切手で払われました。1600ドルくらいになるそうでこれまでほとんど収入らしいものがなかったモルフォにしては大きな前進です!

ちょうど今回日本を発つ前に、メインストリームのメンバーと阪急バスの運転手の研修に立ち会って来たばかりだったのですが、そのときからコスタリカは多くの部分で日本より障害者の施策は遅れているのに、なぜこの分野だけ同じ速度かあるいはこちらの方が進んでいるのだろうって考えていました。

こちらのメンバーと話しているとみな口々にそれは7600号法があるからと言います。こちらの障害者に機会の均等を保障した法律ですが、また改めてその大切さを認識した機会になりました。

朝も、夜も、休みの日もがんばりました。


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