おはようございます。
写真は日曜日のモルフォ事務所前の風景ですが、今日のモルフォもこんな感じ、がらんとして誰もいません。
マイノルとフランクはサンホセに行っていて、全国集会の場所に決まったモールの担当者と細かい打合せをしています。ウェンディとルイスエルナンはコンセホで、投票にもっと誰でもアクセスできるようにという話しをしに行っています。こちらでは来年2月2日大統領選挙があります。体制が変われば色々大きく変わる可能性もあるのでプロジェクトとしても注視しなくてはなりません。
なので、事務所にはぼくと、スサーナとカテリンだけです。
さて、今日は少しプロジェクトのお仕事について説明したいと思います。ここで行われているプロジェクトはモルフォと呼んでいますが、正式には「コスタリカ自立生活推進プロジェクト」といってJICAの草の根技術協力資金で運営されています。
こちらのメンバーも時々ごっちゃになるのですが、このプロジェクトは全体で5年、後3年半の残りです。しかしプロジェクトが終わっても自立生活センターとしてのモルフォはこれが終わってもちゃんと運営していかないといかなくそれがプロジェクトの目的でもあります。
ぼくの仕事はこの5年間のプロジェクトがちゃんと運営できているか管理するのが役割で、ぼくが日本にいていない間はフランクがその代わりをするというのが、二人のだいたい役割分担になっています。プロジェクトは日本側が資金を提供しているので、日本の年度制に従って4月に始まって3月に締めるというやり方でやっています。
ぼくの仕事はまずプロジェクトの進捗状況(読めますか?しんちょくじょうきょうですよ!)を日本のカウンターパートであるメインストリーム協会とJICAの方に報告することです。3ヶ月毎の四半期と、9月末の半期、それと年度末の3月に一年の纏めを報告します。
会計は基本は年間通して事務所にいるフランクの仕事なのですが、もう一つ日本側とのコミュニケーションがうまくいっていなかったので、この第2クールからぼくが一度翻訳して日本に伝えるようにするようにしました。
今日はサンホセにいっていませんが、いつもフランクが仕事をしている机です。横にあるのはKaloieプロジェクトから譲り受けた金庫です。会計の仕事は日本から送金されたお金がちゃんと活動にそった使い方をされているかを精査して、その領収書を集めサインがきっちりされてるかを確かめて整理していき帳簿に付けて日本に送るまでです。
日本と同じで介助派遣をすればその分の手数料がセンターに落ちる仕組みになっていて、それを管理するのがジゼルの仕事になっています。センターはフェリアとかも行うので独自に収入もあり、法人格も取れ、銀行の口座もできたのでこれから本格的にセンター独自の資金を集めることになっています。ちなみに写真は前に撮ったものです。足の炎症で入院中でさらに入院が決まったそうです。
センターの会計はこうやってときどきアルフォンソさんも手伝ってくれています。
さて、今回会計のことも見ることになってぼくが持ち込んだのが、このScan Snap s1300 です。このスキャナーはプリンターのように差し込めば自動的に読み取ってくれそれがそのままEvernote に並んでいく仕組みになっています。
もともと日本にオリジナルを送る前に、PDFを作る作業は必要だったので、その作業をしながら、フランクがやった作業を確認して分かりにくかったら一度フランクに確認して分かりやすい形にして日本に伝えるという風にするようにしました。Evernoteには誰がどういう目的で使って金額がいくらというメモを付けておきます。そうすれば後で確認するときかなり楽になりました。
しかしオリジナルにサイン漏れがあれば、それは足を使ってもらい歩かないとだめなんですね。活動がサンホセにまで拡がっているのでこの作業はかなりたいへんです。そのため木曜日フランクは一日サンホセまで出てサインをもらい歩くというのを先週やっていました。
そのぼくは地元のメンバーや介助者のサイン集め。漏れてるところに付箋を付けるのは日本の請求での印鑑漏れと一緒、事務所でコーディネーターの仕事をしていたときを思い出します。青はここで集める分。赤が日本に送ってエリエセルとグスタボにもらう分です。
こうやって終えた作業を日本に送って終了なんですが、いつも使っているDHLの集荷時間に間に合わず、再び金曜日フランクはサンホセまで行って投函してきました。どうもお疲れさまでした。なんとかこれで第2四半期締めることができました。
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