メインストリーム協会JICA草の根技術協力活動日誌。草の根技術協力とは国内のNGOとJICAが協力しながら海外の団体を支援するプログラムです。コスタリカ、ペレスセレドンの自立生活センターMorphoは、このプログラムによって運営されています。Morphoとは「変容」、さなぎが蝶になっていくように自立生活へ「変容」していくことを目指しています。
2012年9月16日日曜日
9月15日独立記念日
こんにちは。昨日はここコスタリカでは独立記念日のお祭りでちょうとお昼頃通りはパレードで賑やかでした。Wilipediaによれば、中米全体が宗主国のスペインから1821年9月15日独立した日を言うらしく、前日テレビではグァテマラからずっとオリンピックの聖火のようなものを持ってランナーが走ってくる様子を中継していました。これは毎年やる行事のようなものでこれでスペインからの独立を中米全体に知らせるようです。
金曜日に花火を見ているとき、チューチョに「独立してから何年なの?」って尋ねたら答えられず隣にいたウェンディに訊いていたのが、まるで真名野くんが勝也に訊いてるみたいでおかしかったですねw。独立してから191年らしく、意外と最近なんだなーと改めてこの地域の歴史を調べてみたくなりました。
パレードは、マーチングバンドが中心で曲を演奏しながら歩くものや、きれいな民族衣装を着て踊りながら歩くもの、牛車を牽きながら当時の様子を再現しながら歩くものなど色々です。基本的に地元の学校が中心になって組織されています。ぼくがこちらに到着したらもう練習が始まっていて、休みの日によくドンドンと太鼓の音がよく鳴っていたので、アレックスにあれ何やってるのって訊くと独立記念日のために練習だと教えてくれました。アレックスは太鼓を叩いていたらしく、あまりにイメージがぴったりなのでおかしくて笑ったら怒ってましたねw。
じつはぼくはこれでラテアメリカの独立記念日をこちらで過ごすのは3回目なんですね。他にメキシコとチリにいたことがあります。メキシコはここと同じ15日、チリは9月17日だったと思います。メキシコにいたときは当時早稲田の教育学部の学生だった平田くんという青年と一緒で、彼はぼくが毎日スペイン語を勉強してるのに影響を受けて、学校に行きだしたんですね。そうこうするうちにメキシコの原住民にキリスト教がどうやって普及していったかを研究する研究者になってしまいました。この間外交官試験に合格した坂井くんは平田くんの授業を取っていたらしいです。ラテンアメリカ絡みで色々つながっていきます。
パレードチラッと見て帰ろうって思ってたんですが、次どんなのが出てくるのかと思って見ていたらけっこう楽しめました。太鼓がドンドン鳴って意味なく楽しい感じ。鳴ってる音楽がメレンゲの名曲でこっちでは誰でも知ってる曲だったり、女の子がステップ踏んで歩くのが微妙にサルサだったり。写真をフェイスブックにあげて置いたのでまた見てください。
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