メインストリーム協会JICA草の根技術協力活動日誌。草の根技術協力とは国内のNGOとJICAが協力しながら海外の団体を支援するプログラムです。コスタリカ、ペレスセレドンの自立生活センターMorphoは、このプログラムによって運営されています。Morphoとは「変容」、さなぎが蝶になっていくように自立生活へ「変容」していくことを目指しています。
2012年9月22日土曜日
さよなら
すでにお伝えしていますが、長年いっしょに活動してきたルイス・アルベルトが今月いっぱいでグループを離れることになりました。すでにスタッフには対しては話して了承されていたことですが、昨日介助者とのミーティングで改めて伝えられました。
もともとルイス・アルベルトとは毎月の家計が成り立たないということを前から聞いていて廉田さんはじめ日本のメンバーも相談に乗ってきましたが、同じ生活をしている限り毎月赤字になるのは目に見えていて、ルイスとしては介助派遣が始まってその請求のシステムを作り終え、それが機能しているのを見届けたのを目処に辞める決心をしたようです。
ルイスはこの7月に正式に大学を卒業して学士となったので、それを武器に会計士と働きたいと今後の希望を話していました。プロジェクトとしてもすぐに給料をあげてあげることもできず、引き留める材料も尽きてしまったのでやむを得ない結果となりました。
ルイスは何度もこのプロジェクトが嫌で出ていくのではないと繰り返していましたが、それはぼくらも理解しているつもりです。昨日のミーティングでも彼がどれだけみんなに愛されていたかがよくわかりました。
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