2015年7月31日金曜日

実り多い一日


今日は予定が3つも重なって、少しバタバタしてましたが、とっても実り多い一日だったと思います。





まず、3日間で行われてきた介助者研修が今日が最終日で終了しました。今日は車椅子の研修とご覧のように日常の介助をやっていました。その他今日はお客さんが二組ありました。















どもらもサンホセからですが、まずJICAのコスタリカ事務所から企画調査員の黒川さん。先日事務所でお目にかかったとき、ぜひ行きたいとは聞いていたのですが、意外に早く実現しました。南部の出張の途中に寄っていただけたのですが、やはり障害の分野が専門であるので色々質問が出ていて興味を持ってもらえたと思います。ちょうどタイミングよく介助者研修と重なっていたので、普段の仕事風景だけではなく、こうして活動しているところを見てもらえたのがよかったのではないかと思いました。



入れ替わりのようにやって来たのは、最近コンセホからConapdisという役所に変わった、ペレスセレドン支部のおなじみマルコスさんと、本部からカルロスさん、理事会の理事長のエリック・チャコンさん、ConapdisとCoindisの理事のフランシスコさんです。トップの写真の左からエリックさん、フランシスコさん、マルコスさん、カルロスさんの順番です。思えば、前プロジェクトのKaloieの終わり頃からコンセホの理事会とは関係がよくなく、それはこのプロジェクトが始まっても変わりませんでした。このプロジェクトが始まってからは何度もレターを出して会見を申し込んでも返信すら来ない状態が続いていました。流れが変わったのは去年で、今日同行したフランシスコさんが理事長の時代に、一度訪問してもらうことができ、そのときにはぼくらはまだ半信半疑だったのですが、今回はこうしてConapdisと機構の変更があって間もない時期にやって来てもらえました。

今回の訪問でよく分かったのは、おそらくConapdisの執行部はまだそれほど変化はないのですが、以前よりかなり当事者色が強くなるだろうということです。そのための変革だったので当たり前といえば当たり前なんですが。ぼくらがコスタリカに関わりだした頃はコンセホはお願いに行くところだったのですが、ウェンディやルイスがこうしてコスタリカという国の障害者のセクションで当事者の代表者としてきっちり入り込んでいるのに隔世の感がありました。

自立法についても話題に上っていましたが、すばらしいのはすでに成立を前提にそれをどうして運用するかまで話しがされていたがすごいですね。ここがもう次に向けての交渉の第一歩にもなっているんですね。




ちょうど研修もやっていたし、JICAの方も訪問中で、事務所を案内中もきっちり仕事をしている印象を与えることができたようでした。上の写真はグスタボがConapdisのカルロスさんにコーディネートの実際を見てもらっているところで、こうした実践がすでになされていることを見せられたのは本当によかったと思います。

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