火曜日にやったばかりなんですが、今日金曜日にも今回はもうちょっと大規模に注文を取ってお昼ごはん、こちらでcomida campesinaと呼ばれるバナナの皮で包んだお弁当の販売をやりました。
2日ほど前から注文を取り始め、前日仕込みに時間がかかるものは前もって準備したり買い物に行ったりして当日少し早めに出勤して調理にかかるというのがだいたいの流れです。今日のメニューは鳥の煮込んだものじゃがいもの煮込んだもの、バナナフライ、フリホーレス、トルティージャとごはんです。
鶏肉とじゃいがいもは前日から煮込んであったので、当日はごはんを炊いたり当日に調理の必要なものから。
マタが焼いているのはバナナ。焼いてるのか?って訊いたらフライだって言われました。日本人には苦手な人は多いですね。ぼくは大好きですけど。普通のバナナを使うとだめで、写真右に映ってるちょっと大きめの調理用バナナを使うんですね。
デレが焼いているのはトルティージャ。とうもろこしを餃子の皮みたいにして焼いたものです。メキシコから南の中米の国ではおなじみですね。
お弁当に付けるタグ作るのも手作業で。
ジゼルと息子のように可愛がってるエリエセル。バナナの皮を包んで結ぶ糸を切っています。
ロシータがバナナの皮をきれいに拭いて食材をのせられるようにして、
順番にのせていきます。今日も手伝ってくれてるのはカロリーナです。
ウェンディはバナナとトルティージャの係。
包んで糸で結んで、
「モルフォにご協力ありがとうございます」のタグを付けてできあがりです。
これを行き先ごとに名前を書いて分類して配達していきます。一度に昼時に配らないと行けないのでけっこう考えないといけないんですね。
ルイスが注文を全部管理して配達先ごとにリストにしてそれとお弁当をセットにして担当者が配りに行きます。
見ていて、みんながフォアザチームでよく動いてるな〜って感心していました。日本の職場と似てきたな〜とも感じ、他の国でここまでできてる国はないだろうなとも思っていました。たぶん一番の違いはここまでたくさんの健常者を自由に動かせている国はないということで、それはここの障害者のリーダーたちがしっかりしていて自立生活運動のコンセプトをちゃんと伝えて、それを受け入れる土壌があるということです。
それともっと大きいのはここではプロジェクト的ではあっても介助者というのが仕事として導入されているということですね。おそらくボランティアとして手伝ってくれる人はたくさんいるとは思います。しかしその人たちがこうしてチームの一員としてそれこそ手足となって動いてくれるかというとぼくはかなり懐疑的です。お弁当を作る、ということだけですが、なんかたぶん間違った道を行っていることはないだろうということを再確認できました。
サチは今日は見守り |
こういった飾りがかわいいからクリスマスは好き |
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