偶然できたチームですが、じつは同い年なんですね。 |
こんにちは。いのうえです。
昨日夕方サンホセから、今年日本での地域研修に参加するカルロスが来て、こちらのメンバーの研修を受けています。金曜日まで滞在する予定で、介助者として一緒に行くアレックスに介助を覚えてもらうのも含めて、モルフォのメンバーと色々交流を深めて帰ってもらうつもりです。
もともとこのグループのメンバーのハナを研修に送るつもりだったのですが、面接の直前に体調を崩してしまって出席できず、消去法的にカルロスが日本に行くことが決まりました。本人も「なぜぼくが選ればれたのですか?」と訊くくらいなので、こちらのみんなともこれまであまり馴染みがなく、メンバーとしてもこれまで培ってきたコスタリカの自立生活運動の流れをここで切ってはいけないと考え、事前にきっちり話をしておく機会を持ちました。
今回は、アレックスとぼくが介助に入ることになっていて、ペレスセレドンには一人でバスに乗って来てもらうことにしました。到着したカルロスを、バスターミナルに迎えに行くと最初の一言は「家族以外とこんな旅行したの初めてだよ」でした。文字どおり、自立生活への第一歩になったわけです。昨夜歓迎会の後、ルイスアルベルトと一緒にマクドにアイスクリームを食べに行って楽しそうに帰って来ました。ルイスはハナの自立生活プログラムではあまり活躍できなかったのですが、ツレ感覚で遊びに連れて行くにはぴったりですね。
今日は日本での研修でもやらなくてはならない自分史を話してもらった後、自立生活運動について、このセンターについての説明などを行いました。双方からたくさん質問が出て、色んな疑問も解決しつつあるようです。カルロス本人は廉田さんの印象が悪いのをまだ気にしてるみたいですが、こちらでは少しずつ信頼を得て行っています。
このグループを見ていると、偶然始まったことが意外な方向に進んだりするのですが、最終的にはグループの力になって運動が進むように見えます。もともとハナを送るように準備してきたのが、急に方向転換を強いられた形ですが、今回も最終的にはいい方向に向かうのだという予感がします。
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