2012年7月20日金曜日

スタッフ会議


おはようございます。今日はここのスタッフのほとんどが休み。メインストリームのメンバーが来ての研修が終わって休みなくサンホセで、コンセホ主催の研修があったりでみんなほとんど休みなく働き続けていました。

しかし昨日はどうしても休めない大事な日でした。
ここの自立生活センターは、もうすでに介助者を募集して、研修し、すでに派遣までもやっています。運動関係でも継続的に政府や役所との交渉もつづけていて、一見するとほんとに理想的な形で活動が行われているように見えました。

しかし、少しつっこんで色々話していくと、メンバーのそれぞれが相当不満を抱えながら毎日の活動をやっていることが、日本のメンバーが来ている間に明らかになってきました。大ちゃんはじめ日本のメンバーにコミュニケーションを取ることの重要性、信頼関係の大事さ、それを実現するためのスタッフ会議をぼくらがどれくらい大事にしているかを話してもらって、これからは、部門毎にみんなばらばらにやっている作業をスタッフ会議を唯一の決定機関にして、各部門はそれに従って実行するということを確認しました。













日本のメンバーが伝えてくれたことはここまでで、後具体的なことはみなこちらのセンターの人たちに残されたわけでした。プロジェクトが始まって、事務所も自分たちの事務所に移って、ここからが本当の出発という感じになりました。

昨日話しあったことは、ほんとに基本的な事務所の運営に関することでした。すでに介助派遣が始まって、それに伴う細かい問題が噴出してはいるのですが、それは少なくとももう少しデータを集めて、月末に時間を取ってまとめて話し合うことにしました。他にももっと複雑な人間関係に関する話しもあるのですが、昨日は、ごく基本的に事務所を閉める日を決定し、それに従って年間に有給で休める日を決定しました。さらに、掃除の仕方や、細かい事務所のルールを決め、色々やることは山積みだけれども、まず足下の仕事場をきちんと回すことが大事であるという意識づけはできたかと思います。











会議の途中に、社会保険庁のウィルベルさんが来所。2月にここのみんなといっしょに話しをしたときには、色々言ってくれてはいるけれど、リップサービス的なこともあるのかなと思っていたのですが、こうして身近で話していると、ほんとにここのグループに共感して応援してくれているのがよくわかります。さらに、そのときに比べてぼくらがやっていることのコンセプトももっと伝わっていると感じました。8月の末にはメインストリーム協会に研修に行くのでそちらでもよろしくお願いします。














夜は来週日本に行くスサーナとジゼルのための送別会。先日介助者になったばかりのグスタボが本職調理師だというので、こちら風の焼き肉を焼いてくれました。ジゼルは「こんなに長い間マイノルと離れるのつらい」って泣いちゃいました。

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