月曜日の夜にここメデジンに到着しました。現在奥平さん宅にお世話になっています。毎晩ワインいただいてますね笑。
さて、こちらに来てからは、他のプロジェクトの職員の方々は地方に出張中であったりして、ずっと奥平さんと情報交換をしているだけなので、まだあまりこれといった出来事はありません。
奥平さんとっても素敵なマンションに住んでおられて、ベッドは大きいし部屋にバストイレ付きで、メデジンの気候の良さも相まってこちらに来て生き返ったような気分です。
良知さんもブログで報告してくれていた、車椅子タクシーでの出勤風景です。職場のすぐ近くは広場になっていてフェルナンド・ボテロというコロンビアの有名な画家の美術館になっています。まだ行っていないですが帰るまでに行ってみたいです。
奥平さんとの話の内容ですが、ボゴタのグループの印象から始まって、こちらのプロジェクトの進行の様子など、様々なことを話しています。
ざっと大ざっぱに説明しておくと、このプロジェクトには対象になる地域が2つあります。エルカルメン・デ・チュクリという町とグラナダという町で共に人口数万人の小さな町でそれぞれ、ブカラマンガという町とここメデジンという大きな町のそばにあります。
元々のプロジェクトの計画では、そのプロジェクトの対象地域の小さな町で障害当事者を探して支援のできるグループを作っていき、ゆくゆくは自立生活まで持って行ければというものでした。このプロジェクトは4月に始まっており約半年たった実情は、町の規模から行ってもその町でリーダーになるような障害者を見つけることは困難で、これからそのブカラマンガとメデジンを中心に当事者グループを育成していく方向にやや転換していくことになりそうということでした。ということで、ボゴタのグループをプロジェクトで直接サポートすることは難しい様子でした。
今後このプロジェクトを中心としてメインストリーム協会やモルフォと協力してやれることを探るというのが今回の訪問の目的ですが、いくつかこちらから提案していることを書いておきます。まだはっきりやれるかどうかは分からないですが、感触は悪くなかったです。
1)このプロジェクトからの研修団を派遣する。当事者を3人とこちらのカウンターパートである紛争被害者補償ユニットの責任者の方を日本に派遣して研修してもらうのですが、その中の研修先にメインストリームが入っています。これは今年度中に実施される予定です。
2)廉田及びメインストリーム協会メンバーによる自立生活セミナー。ボゴタ、メデジンで開催し、プロジェクトサイトであるグラナダを訪問する。来年2月のコスタリカ訪問に絡めてできないか調整中です。
3)こちらのプロジェクトの方にモルフォを視察してもらう。日本まで行かなくても自立生活センターがどんなものか一見してわかってもらうことができます。これは来年度以降になりそうです。
奥平さんは今後ご自身で障害者の研修をしていく計画だそうで、その中でボゴタのグループのフォローもお願いしておきました。さらに今回カリの研修生たちのところには行けなかったので、今度行ったときには会えるようにセッティングしようと考えています。
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