2014年8月19日火曜日

ボリビア出張編(8)ラパスでの活動方針


月曜日は午後3時からラパスのリッツィの事務所で、彼女が集めたメンバーを対象に自立生活運動についての話をしました。まっちゃんが作ったビデオを見せて、その後フェリーサが自立生活についてコンセプトを詳しく解説、アルミンダがヌエバエスペランサについて話をする、時間があれば勝也か畑くんのビデオを見てもらう、というのがだいたいパッケージになっているようです。この日はあまり時間がなかったので、ヌエバエスペランサについては省かれました。

参加者はガロさん、オスカルさん、パオラさんとそのお母さん、リッツィ、後からダニエルという車椅子の若者がやってきました。ダニエル以外は歩くことのできる障害者で、そのそのダニエルも家族のやる会社で働いているということで、ちょっとぼくらが対象としている障害者の層と微妙にずれているかなというのが最初の印象で、会議の中で色々議論してもどうもすっと落ちるような感じが掴めないまま時間が来た感じでした。

最後に、自立生活を進めていくならメンバーをもう少し集めて団体にして私に送ってくださいとフェリーサが言ったとき、オスカルさんとガロさんはちょっとイメージが違うとはっきり言っていたので、ここが自立生活センターとしてやっていくには、リッツィがもっとメンバーを集めてやらないといけないことになりました。













ぼくはボリビアに来て最初のブログで、先走ってここを「ラパスの新しい拠点」と書いちゃったのですが、(?)ってつけとくべきでしたね。

現在フェリーサの家族のラパスの家が誰も使っていないので、フェリーサはむしろここを拠点にゼロからメンバーを集めてやった方がいいと考えているようです。先日説明したような状況なので、フェリーサが当分スークレを離れることは難しく、ラパスでの展開はしばらく先に延びたような感じになっています。この間もフェリーサは「わたしの心はラパスにある」と言っていましたが、現実今すぐラパスの拠点でどうこうというのはないかなと思いました。それよりか今はしっかりスークレの地盤を固めて、今回のように仲間集めでラパスにいくというのが現在の与えられている条件では最善であるような気がします。

夜はみんなでアラブ料理の店に行って、この間の状況と今後の確認。ぼくは日本に帰って伝えないと行けないことなどを確認。後はカラオケでラパス最後の夜を楽しみました。

0 件のコメント:

コメントを投稿